ときのや薬局 健康コラム

健康コラム

2015/04/10

妊活の「周期調節法」              

女性は妊娠できる力を備えています。

ところが現代社会の中でストレス・間違った食生活・睡眠・自然からかけ離れた生活で妊娠しにくい身体に追い込まれていると感じます。

高度生殖医療の体外受精の恩恵を受けても成功するためには元気な卵と精子とそれを受け入れる子宮の準備が整っていなければなりません。

ときのや薬局では中医学の不妊治療法「周期調節法」という方法で妊活のお手伝いをしています。

女性の1か月を月経期・卵胞期・排卵期・黄体期に分けて、この変化に合わせてその時期に必要な力を漢方薬で応援する方法です。

月経期は古い血液をスムーズに排出させる漢方薬を用い子宮内膜が上手にはがれるように、新しい周期に向け子宮をリセットしましょう。

そうして生理痛の無い身体を目指します。

卵胞期から排卵期は卵胞が育ち、スムーズな排卵に向けての準備期で一番大切な期間ですね。

質の良い卵胞を育てることがこの周期の成功のカギを握っています。

卵胞の質を良くするための漢方薬を使いましょう。

黄体期は排卵された卵胞の抜け殻が黄体に変化し、子宮内膜をフワフワベッドに整えます。

漢方薬で温かい柔らかいお部屋作りのお手伝いをし、着床・発育に向けて準備をしましょう。

PMS(月経前症候群)がつらい場合はその症状に適した漢方を加えることもあります。

月経から排卵まではその卵の成長のラストスパートの2週間です。

今月の周期で排卵する予定の卵はもっと前からおよそ半年かけて育ち始めています。

ですから、妊活には半年以上の期間が必要なのですね。

子宝のご相談には1時間かかります。お電話でご予約の上お越しください。

ゆっくり時間をかけてお話を伺います。

悩んでいる時間はもったいないですよ。

まずは、辛い気持ちを不妊カウンセラーに吐き出しに来てください。

「産まれました喜びの声」で今まで妊娠なさった方のお話しが読めます。