39歳、見事な摂生で自然妊娠(糖尿病・高血圧・筋腫合併)
T様、39歳、見事な自己管理で妊娠~出産を成し遂げました。
高血圧・インシュリン抵抗性糖代謝異常・肥満・粘膜下に7cmの筋腫あり。
年齢、合併症、BMI高値の事からご自分も相当心配していました。
不正出血も続いていて、婦人科での検査や治療もなさっています。
でも驚くことにFSH・LH・AMHはまだまだ若い人並みの数値です。
今の状態で妊娠してしまってはかえって、妊娠継続に不安を抱えます。
身体つくりをしてから、妊娠に耐えられるような身体を作るまで焦らず取り組みましょう。
ということで漢方薬を始めました。
やれることは全部やります!と宣言してくれました。
11時までに眠る
糖質制限しながら血糖値を下げていく
間食をゼロにして3食だけ食べる。
夕食は軽め。
砂糖・揚げ物・乳製品・加工肉は食べない。
1食で2品のタンパク質を食べる
スクワットはトイレに行くたびに10回ずつ。
1日5回はトイレに行きますから毎日50回のスクワットをしていたことになります。
お空に向かって「お~い!ここに居るよ~。早くお出で~」と叫ぶこと
全部守ってくださいました。
約8か月の服用で自然妊娠!
その間HbA1cは5.8→5.4で安心な数値に。
血圧は正常になり降圧剤は不要。
4か月の妊活漢方の服用で妊娠!
妊娠中も血糖測定毎食後。正常値
血圧も正常値
体重は1キロも増やさずダイエットしながらの妊娠生活。
でも栄養はしっかり補給していました。
何よりも心の安定が一番。
妊娠直前にはとても穏やかに、メンタルも強く、「妊娠しない気がしない」とおっしゃるほど自信に満ちてきました。
お母さんになるってそういうことだな~とこちらも感激。
産まれた赤ちゃんはお肌ツルツル、髪の毛フサフサで看護師さんの驚かれるほど。
摂生の賜物です。
赤ちゃんがほしいすべての方に
元気な赤ちゃんを産みたいと思ったら、ご自分の身体をそれなりに作り上げましょう。
チョコは止められないとか
お菓子は止められないとか
早寝ができないとか
スクワットを3日坊主で止めていますとか・・・・
摂生ができない人はまだまだ覚悟ができていないとみなします。
なかなか授からない方、Tさんを見習ってみて!
30才流産後、タイミング法で妊娠
30才。第二子不妊です。
第一子出産後に一度流産しているのでとても心配しています。
些細なことが気にかかり眠れなくなることもあります。
毎周期、クロミッドを服用し、卵胞の大きさをチェックして、HCGの注射をして、タイミングを取ります。
卵胞はちょうど良く育っても内膜が薄いと言われショックを受けました。
良い卵胞を作ることと、子宮内膜をフワフワベットにすることを同時進行で漢方薬を飲みました。
内膜が薄いと言われた次の周期で妊娠することができました。
精神安定の漢方も同時に飲んでいただいています。
気持ちが落ち着くと血流が回復し卵の育ちや内膜の改善にも影響してくると思います。
若い人は改善が早いです。
3か月の漢方服用で妊娠できました。
ご来店時にはよもやま話など楽しく過ごしていただきました。
20代後半、低温期が高い。ギザギザの体温表。低温期が下がったら妊娠できました。
20代の方はさすがに妊娠までの日数が短いですね。
漢方開始3周期での妊娠です。
低温期が36.7℃と高め。
低温期のギザギザが激しく、排卵日が体温表から確定できません。
お仕事を頑張りすぎると無排卵の周期もあります。
身体に熱がこもって生理前にはニキビや便秘がひどくなります。
3か月の服用で
低温期が36.5℃に下がり、体温表がきれいに整ってきました。
御本人は「体がデトックスされてる気がします。
いらないものが代謝されてキレイになっていくのを実感します。」
妊娠した周期はパワーがついて排卵時の体温の上がりがきれいに一直線に上がりました。
体温表は正直ですね。
余分の熱が冷めて来たら妊娠できました。
38才、身体つくり、できることはすべてやりました。
38才の方の自然妊娠、心拍確認のご報告をいただきました。
ご本人の了解をいただき経過をご紹介します。(皆様の参考になればと快諾いただきました)
昨年秋から妊娠しやすい身体つくりを始めました。
子宮筋腫・インシュリン抵抗性・高血圧・不定愁訴などリスクファクターを抱えています。
実に一生懸命に「やってみてください」ということはすべて努力してくださいました。
漢方薬
食事の内容
睡眠
ストレス減らす
お空に向かって「いつでもお出で~。準備してるよ~」と叫び
HbA1cは正常値に
血圧も安定
体重も減って適正体重に近づいています。
妊娠に至る最終周期では過去記事↓を読んでスクワットを頑張りました。
https://ameblo.jp/tokinoya949/entry-12387167084.html
「トイレに入るたびにスクワットをしました。
10回ずつやってました」
と、おっしゃいます。
平均して1日5~6回はトイレに行きますよね。
ということは1日50回くらいはスクワットをしていたのです。
最初は足の筋肉がプルプルしたそうですよ。
現代では少なくなった「しゃがんで立つ」という動作。
スクワットが骨盤の中の血流を良くしたのかなぁ。
心拍確認まで進みました、これからも無事に元気に出産までお過ごしになられますようにお祈りしています。
赤ちゃんを授かりたい皆さん。
この方のように
良いということはみんなやってみませんか?
素直な心で改善策を実行してみるって素敵ですね。
30代半ば、第二子不妊、流産してから周期長め。
30代半ばのNさん。
第一子はすんなり授かり、
第二子妊娠しましたが初期に流産しています。
BMIは16で生理がいつ止まっても不思議はない細さです。
生理周期は33~35日とやや長めで、
排卵がいつか分からないような基礎体温表で、高温期まで階段状に上昇します。
この細さではもし妊娠しても10か月パワーが持つかわかりません。
いつもの周期調節法に入る前に
身体の土台作りをしていきましょう。
ということで胃腸の吸収力を高める漢方。
ストレスを発散できるようにする漢方。
もちろん卵胞を育て、ホルモンバランスを整える漢方も。
なんと1か月の服用ですんなり妊娠。
さすがに妊娠した時の体温表は排卵がスムーズで2日間で高温に達しました。
これから10か月間
赤ちゃんを育てると同時に
ご自分のパワーも保つために妊娠中の漢方に切り替えて服用いただいています。
もともとあった妊娠力をちょっとサポートしただけで体温表には正直に反映されます。
LUF(黄体化未破裂卵胞)でも自然妊娠できました。
31才のHさん。
自然妊娠にこだわり、クロミットと注射で卵胞を育てタイミングを取っておりました。
妊娠しにくい要因がいろいろ見つかりました。
今周期で授からなかったら、体外も視野に入れ始めたというところでめでたく自然妊娠できました。
❶LUF(黄体化未破裂卵胞)卵胞が成熟はしたものの、破裂(排卵)せずに黄体化してしまう状態です。
黄体化はするので基礎体温は上がり2相になります。
エコーで検査すると排卵してないことがわかります。
体温表が2相になっていても排卵していないこともあるので頭の片隅に入れておきましょう。
❷高プロラクチン血症があります。
母乳を出させるプロラクチンが高ければ排卵しづらくなります。
病院でプロラクチンを下げるお薬をもらっています。
❸血糖値高めの時があります
❹長い間ホルモン剤を連続で使っているので体温がどんどん上がっていきます。
体温期も高温期も上昇中でした。
❺子宮内膜が薄め
さて、これらの事を考えていつもの周期調節法に加え
排卵が起きるように排卵期だけは活血薬を多めに使いました。
血糖値の心配がありますのでいつもの甘いシロップ薬は止めて、錠剤の補血薬にしました。
体温が上がりすぎたので「腎陰」を補うものを中心に、ホルモン剤や化学薬品の影響が残らないようにお掃除の役目の漢方薬をプラス
今周期でダメなら体外に進もうと思います。という周期で自然妊娠できました。
その間7か月の漢方服用。
いつもご主人と一緒にご相談にお見えでした。
ご主人は妊娠の事、タイミングの取り方、妊娠までのハードルなど一生懸命に聞いてくださいました。
奥様は明るく
ご主人は優しく
心が安定していた気がします。
お二人の努力の甲斐あって妊娠できて本当におめでとうございます。
30代、腺筋症・チョコレート嚢腫・筋腫・AMH0.7 数々乗り越え体外で妊娠
腕の良い不妊専門医の判断と自分自身の気持ちの強さが妊娠に結びついたと感じました。
30代前半、諸々の課題を持っています。
粘膜下筋腫を核摘出術。
チョコレート嚢腫両側 吸入
子宮腺筋症あり
子宮内膜が薄い
AMHは0.7
いろいろの炎症を引き起こしやすい体質です。
これだけ課題を抱えながら気持ちの強さが妊娠を引き寄せたと思います。
4か月の漢方服用で妊娠
その後も漢方を続けて安定期に入りました。
普通の周期調節法にプラスして
内膜症・腺筋症対策の漢方薬
妊娠中に炎症を起こさないように免疫力を高めました。
内膜症や腺筋症は妊娠を排除しようとする方向に邪魔をします。
不妊の専門医が素晴らしく
適切な刺激方法
採卵時のアクシデントにも最高の手技で対応。
妊娠後のケアも出血も無いのに入院させてくださり見守っていただきました。
このドクターがいなかったら採卵はキャンセルになっていました。
妊娠前からこんなに困難を抱えているのに
「私、妊娠する気しかありませんから」って何かのテレビの主人公のように。
きちんと養生を守り
高額な投資で目いっぱいの漢方を使ってくださいました。
私も思い通りの手助けができてとても嬉しいです。
甲状腺機能が正常になったら妊娠できました
甲状腺機能は高すぎても低すぎても妊娠しにくい原因となります。
甲状腺機能低下症では脳下垂体からのTSH(甲状腺刺激ホルモン)が高くなります。
TSHを2.5以下に整えてくると排卵が上手くいき妊娠につながります。
そのために甲状腺ホルモンを服用しながらTSHを下げていきます。
一方で甲状腺機能亢進症の場合は甲状腺の働きを抑える薬を服用したり、
アイソトープ療法や手術で甲状腺ホルモンを抑えていきます。
もともと甲状腺に病気がある人は内分泌の先生にかかっているでしょうから「妊娠したいです」と言って相談してください。
甲状腺の病気があるかどうかわからない人は不妊外来で最初の血液検査で「甲状腺の検査もしてください」と言ってください。
30代のMさんは甲状腺の放射線的治療をし、半年は避妊しておいてとドクターに言われました。
その避妊中もしっかり身体つくりと良い卵胞つくりの漢方と養生を頑張りました。
ドクターのGoサインが出てトライしたらすぐに妊娠できました。
甲状腺は早めに検査をすることで、月日を無駄にしないことができます。
基礎体温が高すぎる40代、体を冷ましたら自然妊娠できました。
妊活というと身体を温めることに目が行きがちですが、基礎体温が高めの方はこれ以上温めないで、余分の熱を冷ましましょう。
40代になりますと周期が短くなりがち。28日周期だったのに25日、23日などと短くなることが多いです。
体温も低温期でも36.7℃くらいに、高温期は37℃を超えるというパターンが多くなります。
この場合温めれば良いってものじゃありません。
陰陽のバランスを整えることに重点を置きます。
陽の高ぶりの熱を冷まし、同時に陰を補います。
陰は冷却水の働きもしますのでバランスが取れてちょうど良い体温表になった頃に妊娠しました。
詳しくはhttps://ameblo.jp/tokinoya949/entry-12345988460.htmlで詳しく経緯と基礎体温表をご覧ください。
第二子不妊も漢方で 切迫を乗り越え無事出産
第一子は漢方薬を飲んでAIH(人工授精)で無事に生まれました。
そろそろ第二子をと思いましたがなかなか授かりません。
また、漢方薬を飲んでみました。
34歳になっています。
痩せ気味でBMI16、体力もないので妊活中も妊娠中も胃腸の働きを高めて
栄養をしっかり吸収できる体つくりに注意しました。
体温も高めなので
「腎陰の力」を補うことを中心に服用していただきました。
切迫気味でお仕事を休まれ、自宅安静の状態で
無事に超安産で出産後も元気いっぱいです。
産後も無理をせずに回復を助ける漢方を飲んでいただいています。
案ずるより産むが易しってこのことですね。
胃腸が弱めで痩せている方は内臓を引き上げる力が弱いですので
妊娠後もフォローをさせていただきます。