三寒四温の春先は気象の変化が激しく、また引っ越しや入学・卒業・新年度など環境の変化も大きい時です。
この時期は自律神経のバランスが崩れやすくイライラや気分の落ち込みや不眠を訴える方が多くなります。
「心身一如」という言葉があります。
「身体と心は一緒です!」という意味です。
身体が強くなるとメンタルも強くなります。
妊活や皮膚病や女性のお悩みのご相談者様からのたくさんのケースを拝見して本当にそのとおりだなぁと実感します。
身体に不調があるとき、多くの方がうつむいて、元気がなく出口の見えないトンネルに入ったように焦りと不安を抱えています。
中医学漢方治療で「氣血津液」の過不足を調整し、「五臓のバランスを整え」身体のお悩みが改善してくると、体だけでなくメンタルも強くなったなぁと感じることが多いです。
漢方では体の中の状態と季節と感情や性格がリンクしていると考えます。
「氣・血が足りない」=無気力・不安感が出てきます。
「腎の力が足りない」=怖がりになります。
「氣・血が巡らない」=イライラ・怒りっぽくなります。
「飲食物の摂りすぎで体に老廃物が溜まる」=優柔不断・肝っ玉が据わらない・びくびくしやすい。
「胃腸が弱ると」=クヨクヨ思い煩います。
中医学では、メンタルのお悩みは身体のバランスを整えることで改善していきます。
「腎」の力は「脳」に通じ、「肝」の働きは自律神経につながり「心」は精神状態を反映する臓器として五臓をとらえます。
春にイライラや憂鬱を感じるのはなぜ?
「身体と心のリンクの秘密」中医学漢方の考え方を「漢方と薬膳サロン」でお話しします。
3月17日(土)13時~15時半 塩沢公民館にて参加費3000円
お申し込みはときのや薬局へお電話を