男の子の節句として兜や鯉のぼりを飾ってお祝いしますが、現代では男の子も女の子も一緒に子供全体の成長を祝う日です。
こどもの日は「こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する」という日です。祝日法では「母に感謝する日」というところが良いですね。
登竜門という言葉をご存知ですか?
龍門という滝を、鯉が昇りきったら龍になるという伝説から生まれた言葉だそうです。
志を高く羽ばたくことを意味します。夢に向かってチャレンジしてほしいですね。
そして頑張れるためには健康で丈夫な体と心が必要ですね。
中医学では成長、発育を司るのは「先天の腎(生命エネルギー)」と言われます。
先天的に両親から授かった「生きていくエネルギー」のこと。
丈夫なお母さんと丈夫なお父さんから先天の腎を授かるということです。
受精のタイミングからお母さんのおなかの中にいる時の栄養やお母さんの血流などで育まれます。
生まれてからは「後天の脾(消化機能)」が毎日毎日この
「先天の腎」を補います。
後天の脾とは食べ物を消化・吸収・代謝して体を作る力
子供の成長はめざましいです。
私たちの身体は毎日入れ替わっています。
皮膚は28日・筋肉は2~7か月・骨は1年で10%(破骨細胞と骨芽細胞)・胃の壁は2~9日・血液は120日・小腸の微絨毛は1日・・
生命力=先天の腎+後天の脾
先天の腎が弱くても(虚弱で生まれても)後天の脾を強くすれば身体は丈夫になります。
いつでも挽回可能!
逆に先天の腎が強くても(健康優良児で生まれても)後天の脾をないがしろにすれば病弱になります。
子供の健康は、バランスの良い食事から効率よく栄養を摂取することで作られます。
食べ盛りの子供さんたちには消化吸収代謝の力(脾の力)を高めてあげましょう。
食べ過ぎで胃腸の負担が重くなると、常に疲弊状態に。
晶三仙(サンザシ・麦芽・神麹)で肉や脂肪・糖質などの消化分解を助けで胃腸の負担を軽くし、丈夫な体を作っていきましょう。
タンパク質を小さく分解(消化)することができないと食物アレルギーや皮膚病になりやすいのです。
子供さんの適切な栄養は身体だけでなく心も作ります。
砂糖の摂りすぎや添加物の摂りすぎに気を配り、睡眠・運動・ストレス耐性を強くする対策を取り、人生の基礎を小さいうちから育んでいきましょう。