ときのや薬局 健康コラム

健康コラム

2020/10/17

「眼」を守る生活と漢方

10月10日は「目の愛護デー」です。

現代日本では医療技術レベルの進歩に伴う先端的検査・治療で眼疾患の早期発見・早期治療ができるようになり感染症・白内障による視力障害・失明は昔に比べるとはるかに減少しています。

一方で現代人は眼を酷使し(パソコン・スマホ・テレビ・ゲーム・運転などで)、昔の人の何倍もの情報を目から得ていると言われています。

失明原因の一位は緑内障。

そのほか加齢に伴い増加する白内障、網膜黄斑変性、網膜症など高齢化社会が進むにつれて増加します。

40歳以上の方、及び家族歴、高血圧、強度近視、糖尿病の方は定期的に眼科検診を受け、自分の眼圧や網膜の状態がわかるようにしておきましょう。

検査を受けると、このように言われることは有りませんか?

「確かに病気は始まっていますが、まだ治療を始める段階ではありません。定期検査で進行具合を診ていきましょう。治療が必要な段階になったら、お薬や手術などの選択肢があります。」

治療が必要な段階になるまでには、生活改善や食養生や中医学漢方での対策があります。

眼の血液循環障害の改善と視神経の保護・網膜血管と視神経の酸化防止・網膜の下の浮腫みや老廃物の処理・眼の疲れの改善。自分でできることはたくさんあります。

漢方では「目は肝の血を受けてよく視る」「目の疲れは肝と腎の衰え」という言葉があります。

また、脾(胃腸の働き)が弱ると体内の水液が停滞して、「湿」という老廃物を作り水はけの悪い身体や眼になります。

眼の病気の予防は「肝」と「腎」と「胃腸の働き」と「血流」を整えることから始めます。

生活においてはバランスの良い食事・質の良い睡眠・禁煙・ストレス発散・紫外線対策があります。楽しい人生のためにも眼を健やかに保ちたいですね。