冷え症や生理不順など、様々な悩みを改善してくれる漢方。
そんな漢方の力を美容の面にも取り入れる方法があります。
乾燥、シミ、シワ、たるみ、ニキビなどの肌の悩みにも、身体の内側から
アプローチするのが漢方の特徴。
その基本となるのが「気・血・水」の考え方です。
気は身体のエネルギー。血は血液。水は瑞瑞しい潤いのこと。
これらの量が充分か、スムーズに循環しているかによって肌質に影響が出ます。
５つのタイプ別お悩み相談。
1 たるみ・肌老化が気になる気虚タイプ。
身体の代謝機能が低下しているため肌は重力に耐えられなくなり、シワたるみなどの
肌老化の症状が早めに出てくるかも知れません。
2 血色が悪くツヤが無い血虚タイプ。
血は身体の隅々まで栄養を運ぶ重要な役目を担っており、これが不足すると肌がかさつき、肌と髪にツヤが無くなったりします。
月経がある女性はどうしても血虚になりやすい傾向があるので注意が必要です。
無理なダイエットや朝食抜きは気をつけましょう。
3 くすみ・シミができやすい血液循環悪化タイプ。
血の流れが滞っているとしみ、くすみ、くまなどが出来やすく、ニキビの痕が色素沈着しやすい傾向があります。
身体が冷えていると血液の流れが悪くなるので部屋の温度、服装、冷たい食べ物を控えるなど冷え対策も心がけましょう。
4 かさつき・小じわの気になる陰虚タイプ。
身体の潤い不足は肌がカサカサしたり、痒くなったり、踵などがひび割れたりしやすくなります。
又身体の水分は体内に溜まった熱を冷ます働きを持つため不足するとほてる、のぼせるといった症状も出てきます。
夜更かしは「水（陰）」を消耗するの要注意。
5 ニキビ・むくみの痰湿タイプ。
「痰湿」とは細胞以外に溜まった役に立たない水分のこと。
足が浮腫みやすく、朝、顔が浮腫んでいることもあります。
「痰湿」には水分だけでなく脂肪も含まれるため肥満、ニキビに悩まされる人も多いはず。
必要なのはデトックス。
日常生活で余分なものを溜め込まない工夫を。
それぞれにお勧め美肌食材やハーブティーや漢方薬があります。
まずは体質・肌質チェックを始めましょう。詳しくは店頭にてお受けしています。
中医学の知恵で身体の中から外から本物のキレイを手に入れましょう。