日本人の平均寿命は男性79.64歳、女性86.39歳で、めでたく長い間世界一です。
ところが健康で長生きの平均健康寿命は男性74歳、女性78歳です。
ではこの差の男性5年、女性8年は何を意味するのでしょうか?
この差は要介護年数といわれています。
介護が必要な状態になってしまう原因は脳血管障害が23%、
認知症が14%、ロコモティブシンドロームが22%。
高齢化が急速に進む日本で、新たに健康上の問題となりつつあるのが、
「ロコモ」(ロコモティブシンドローム=運動器症候群)といわれるもの。
これは、年を取るにつれて運動器の働きが衰え、自分では生活できなくなり、
やがて要介護状態や寝たきりになってしまうことを言います。
80歳まで寿命が延び、運動器の耐用年数より寿命の方が長くなっているのですね。
若いうちから運動器をメンテナンスし、食事や筋肉運動や生活習慣の見直しなどで運動器を良好に保つことが健康寿命を延ばすコツでもあります。
運動器とは筋肉だけではありません。
関節・骨・筋肉・腱などの器官とそれらを動かすための司令塔である脳・神経系も大切な運動器です。
これらの連携プレーで動きます。どれ一つが悪くても身体はうまく動きません。
女性は特に更年期以降女性ホルモンの急激な減少から、骨密度・筋肉量・関節の潤いなどが低下しやすいものです。
中医学の世界には血管力を高める方法・脳の老化や運動器の衰えをゆっくりにする補腎薬がいろいろ揃っています。
食養生と運動と漢方養生法で生涯自分の足で歩いていられるように若い時から努力しましょう。
車社会で、なおかつ家事労働も減っている若い人たちも筋肉量が減ってしまっています。
健康寿命を延ばすコツ
① 脳血管障害を防ぐために・・・瘀血改善で血液サラサラには 冠元顆粒
② 認知症を防ぐために・・・・瘀血改善+腎虚改善には 冠元顆粒+補腎剤
③ ロコモ予防・・・・・筋肉運動+関節元気+骨元気+漢方養生法