Oさんは31歳。結婚4年目です。
生理の出血量が少なく、基礎体温表は2相にはなっているものの
温度差が小さく、排卵の日も特定できないほどギザギザが激しかったです。
周期は28日で順調です。
子宝の周期療法を半年くらい続けたところ経血量が増えてきて
体温表にも変化が表れ、2相がはっきりとしてきて冷え症も治ってきました。
それでもなかなか妊娠までには至りませんでしたので、
思い切ってご主人の検査を受けていただきました。
そこでご主人の方に問題があることがわかり、
即、体外受精のスケジュールを組みました。
そのスケジュールにあわせて漢方薬を組み直し、
良い卵胞を育てる時期と移殖後に着床を手助けする時期に漢方を 変えて
服用していただきました。
奥様の体作りが功を奏したとご自分でもおっしゃるように
体外受精1回目でめでたく妊娠し
流産予防の漢方に切り替えて無事にご出産なさいました。
やはりご主人の検査も奥様の検査と同時に行うべきだと実感します。
ご夫婦の素晴らしいところは「この半年間は決して無駄ではなく
私が漢方薬を飲んでいた期間があったので体外受精が 1回で成功した」
と 奥様が言い切ったことにあります。
どちらに原因があるとかは関係なく夫婦二人で作るものですとおっしゃる奥様に拍手を送ります。