Rさんは30歳。
高校生の頃から不正出血に悩んでいました。
生理周期は36~40日ですが、いつでもナプキンが手放せない状態でした。
不正出血のことは量も少ないし痛みもないしこんなもんだろうと気にしていませんでした。
それよりも、昨年5週目で流産したので、今度の妊娠に備えて体つくりをしようと
思ってご来店くださいました。
漢方薬を服用し1ヶ月で、あれほど長年続いていた不正出血がピタリと止まりました。
その後も全然不正出血はありません。
おまけに生理周期も28日になって、とても体調が良いとおっしゃっていました。
8ヶ月ほど漢方を続け周期が安定した頃に
子宝の周期療法で着床を手助けする漢方を追加したら
その周期で妊娠しました。
流産予防の漢方薬に切り替え、めでたくご出産なさいました。
中医学では「気」というエネルギーが不足すると
体内で定位置にキープするべきものがキープできずに
漏れ出してしまう、という事がいわれています。
不正出血も流産も持ちこたえるエネルギーが不足していたのかも知れません。
Rさんは非常に気配りが細やかで、絶えず気を使いすぎるほどの性格です。
漢方で気を充分に補充し、ストレスから開放されて、性腺軸の歯車が
調子よく働いたのかも知れません。