毎日のお通じが1分以内にスルッとバナナ3本分の量で、となれば、
気分爽快ですが、なかなか皆さん快適!とまではいかないようです。
「海ガメの産卵」のように涙しながら苦労する方も。
「お通じって毎日あるものなんですか?」と便通が無くても平気な若い女性も。
便秘の原因は人それぞれです。
「たっぷりの食物繊維」と「冷たい水」が逆効果という便秘もありますので注意が必要です。
中医学では便秘の原因を5つに分けて対処します。
① 腸内の熱タイプ 便が硬くしまっている。
真っ赤な皮膚炎ができやすい方に多いです。
尿の色が濃く少量。
この場合の便秘には腸内の熱を冷ます漢方を使います。
お薦め食材はトマト・キュウリ・バナナ・ズッキーニ・スイカなど夏野菜が多いですね。
② 気(目に見えないエネルギー)の渋滞タイプ
ゲップやお腹の張り、イライラしやすい、ストレス多い、
生理前に胸が張る、これらは頑張りすぎの人の気の停滞の症状。
気がつまれば便もつまります。
「開気丸」を使って気の詰まりを解消します。
繊維質を食べ過ぎると余計お腹が張って逆効果です。
③ 気の不足タイプ
便を作って押し出す力がありません。
胃腸が弱く食後もたれ・眠くなる、汗が出やすい、風邪引きやすいなど元気不足の方。
気は腸を動かし血や水を体中に巡らせる働きがあります。
腸を動かすエネルギーがなければ繊維や乳酸菌をとっても効果が出にくいです。
必要なのは気を補うお米です。
サラダばかり食べていては気を補う事はできません。
ご飯をたくさん食べたらお通じが良くなったと言う人は多いです。
④ 体内の潤い不足タイプ
夏の間、大量の汗をかいた後など体内の潤いが不足し乾燥が起こります。
コロコロ便やサラミのように硬くしまった便が出ます。
繊維質より腸内を潤す食材(ベリー類・ぶどう・プルーン・小松菜・梨・リンゴ)を。
⑤ 冷えによる便秘
内臓が冷えると腸の動きが悪くなります。
冷たい水で悪化する事も。
頑固な便秘は重大な病気がないか、検査が必要な事もあります。
十人十色の便秘治療一時しのぎにせずにしっかり治しましょう。
便秘が治るとは、便秘薬を使わずに
自分の食べた物だけでスムーズに排便できるようになることです。
たかが便秘されど便秘。
気持ちの良いお通じは健康の源です。



