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コウノトリさんがやってきました。  Uさん高プロラクチン血症の治療をして妊娠

Uさんは30代前半。

赤ちゃんが欲しくて1年が過ぎました。

病院でホルモン検査をしたところ、「高プロラクチン血症」と
診断され、週 1回服用するお薬でプロラクチンの値を下げました。

排卵誘発剤を服用しながら、妊娠しやすい体つくりの
漢方薬を2ヶ月服用したところめでたく妊娠なさいました。

第2子不妊の場合は母乳をあげているときにプロラクチンが
たくさん分泌され卒乳後もその影響が残って高プロラクチン血症に
なることはありますが、出産した事が無くてもプロラクチンの値が
高くなることがあります。

その場合は脳下垂体腫瘍が無い事を確かめます。

MRI検査でUさんは腫瘍は無い事がわかり安心しました。

不妊の原因は人それぞれですが、やはり早いうちに
基本検査を受けておくべきと確信しました。

原因があれば西洋医学と中医学の併用で
治療を開始することができますから、
無駄な時間をかけずに良い結果を出せるのではないでしょうか。