ときのや薬局 健康コラム

健康コラム

2013/05/08

赤ちゃんが授かりやすい身体を作る漢方

現在は6組に1組は不妊に悩むカップルと言われています。

現代の食生活や睡眠不足、度重なるストレスや体の冷えなどで
体のパワーが落ちている人が多く、そのままにしていると
体と心のバランスが乱れるだけでなく、
女性本来が持つ「妊娠力」も低下することになりかねません。

漢方生活は、その体と心のバランスを整えながら、無理せず、自然に、
妊娠力を高めていきます。

西洋医学の不妊治療は目覚しく発展してきました。

今まで妊娠が不可能を思われたカップルでも体外受精や顕微授精で
子宝に恵まれることができるようになりました。

といっても採卵あたりの分娩率は15.3%にすぎません。

病院での不妊治療と同時に授かりやすい体を食事・睡眠・漢方生活で
作る事で妊娠率を上げることが大切です。

中医学では子宮力(着床しやすく、妊娠をキープする力)と
卵巣力(元気な卵を作り排卵する力)と
ホルモンバランスをサポートする仕組みを「腎」といいます。

この腎の力とスムーズな血のめぐりが、妊娠力アップの要となります。

子宮や卵巣が正常に機能するためには
新鮮な酸素や栄養分を充分に含んだ血流が必要です。

卵巣のパワーは血液量で決まるといわれるくらい
卵胞の成長に血液は欠かせません。

又、子宮内膜の血流が悪くなると着床しにくくなったり、
流産しやすくなったりします。

中医学では基礎体温表を見ながら、
1ヶ月の生理周期を「月経期」「卵胞期」「排卵期」「黄体期」に分けて
どの時期に問題があるかを見極めその方に合った漢方薬を
周期にあわせて組み合わせる周期療法という方法で
妊娠力を高めていきます。

現在では40歳前後の女性の妊娠報告が続いています。

ときのや薬局ホームページ「コウノトリさんがやってきました」で詳しい体験談がご覧になれます。