ときのや薬局 健康コラム

健康コラム

2014/01/31

膀胱炎・口唇ヘルペス・カンジダ性疾患は体からのお知らせ

インフルエンザやノロウィルス疾患が流行ってきました。

このように外からのウィルスの襲撃によって発症する病気がある一方、もともと体の中でいつも共存している細菌やウィルスやカビが騒ぎ出してなる病気もあります。

この時期は寒さ・乾燥または湿気・温度差・胃腸の疲れ・睡眠不足・疲労・ストレスなどで体力・抵抗力・免疫力が弱ります。

普段、体力があるときなら何でもないような細菌・カビ・ウィルスが繁殖してしまうと

膀胱炎・口唇ヘルペス・歯肉炎・副鼻腔炎・中耳炎・膣カンジダ症などがおこりやすくなります。

膀胱や口の中・鼻の中・耳の中・膣にはいろいろな微生物が常に付着したり住みついたりしています。

これらの感染症は外からうつってきたのとは違い自分の体の中の常在菌よる感染症です。

これらの病気はほとんどが自分で作ってしまった病気です。

体が疲れていますよとSOSを出してくれていると受け止めましょう。

食べ過ぎて胃腸に負担のかかった時・冬なのに冷たいものを多飲した時・日本人の体に合わないものを食べすぎた時、
甘いものを摂りすぎた時に消化吸収にエネルギーが使われ細菌と戦う余裕がなくなると発症しやすくなります。

ですから治す時には生活養生と食養生と漢方薬で自然治癒力を高めながら素早く治すのがコツです。

たとえ抗菌剤を飲んだり塗ったりしても体の自らの治す力が高まってこないと完治はしにくく再発を繰り返します。

同じ人が何度も繰り返すのも特徴です。

こんな時はどんな食べ物がいいの?

どんな生活をすれば早く治るの?

今まではおばあちゃんの知恵袋のように代々語り伝えられてきた生活の養生が、ある年代から伝授されなくなってしまいました。

養生法をお伝えするのも漢方相談薬局の役目です。