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Mさん 腎臓に不安を抱えながら無事出産

30代半ばのMさん。最初のお子様はすぐに自然妊娠。

出産後1年半たってそろそろ2人目をとタイミングを合わせましたがなかなか授かりませんでした。

各種不妊の検査をしましたが、原因らしきものは見当たりません。

まだ卒乳も完全ではなかったので、おっぱいホルモンプロラクチンの分泌を減らすために炒麦芽と周期調整法の漢方を服用始めました。

半年たってめでたく妊娠。

ところがそれからがこのご夫婦の頑張り時でした。

妊娠初期の尿検査で潜血反応が(+)。

腎臓内科の先生にも診ていただき経過を観察することになりました。

ドクターからは「タンパク尿が出るようになったら糸球体腎炎の可能性も考えステロイド療法となります。

場合によっては妊娠の継続は難しいかもしれません」

そういえば第一子の出産間近には妊娠高血圧で安静と減塩を指示されていたこともありました。

「このおなかの子を無事に出産できればどんなことも我慢ができます。

漢方薬で何とか腎臓を守る方法はありませんか?」

ということで腎臓の血流改善・免疫調整・消炎・流産防止・あらゆることを視野に入れた漢方を数種類飲んでいただきました。

本人も減塩食・充分な睡眠を心掛け、一度も尿たんぱくは検出されずに無事に臨月まで健康に過ごされ、元気なお子様を出産なさいました。

第一子目のときより年は重ねましたが、高血圧にも浮腫みもならずに頑張りました。

優しいご主人やご両親の支えもありご本人も薄味のお食事で我慢し、「母は強し」を見せていただきました。

出産後もお元気です。血圧も安定、母乳もたっぷり出ています。