34歳のNさんは最初のお子様が1歳になり第二子をご希望でご来店。
以前に初期の流産歴がありましたので、授乳しながらの妊娠は流産の確率が上がるので卒乳の決心をしていただきました。
「まだまだおっぱいをあげていたい」という気持ちと「第二子を授かりたい」という気持ちで揺れています。
ホルモンのバランスのお話をし、きっちり卒乳しなければ妊娠の可能性は低いということ、
年齢的に35歳を過ぎると極端に妊孕性が低下すること、
家族の将来を長い目で見て人生設計をすることなどをおしゃべりしながら、卒乳の決心をしていただきました。
おっぱいホルモン「プロラクチン」を低下させるために
「炒麦芽」と「逍遥丸」から始めました。
ご来店のその日からきっちり授乳をストップしました。
断乳の経験のある方はその切ない気持ちがお分かりいただけると思います。
漢方を飲み始めその周期で自然妊娠。
もともと不妊の原因などはなく授乳さえやめれば即、妊娠できる身体だったのでしょう。
流産しにくくする漢方に切り替え無事に出産を迎えました。
途中、「妊娠糖尿かも?」と診断され厳格な妊婦の糖尿病食のお話をし、
きっちり食事療法を実行され、7か月の経口ブドウ糖負荷試験では異常なしで安心しました。
妊活には順番があるのを身をもって教えていただきました。