「漢方と薬膳サロン」が10回目を迎えます。
次回希望のテーマをアンケートするといつも上位にあがるのが「アンチエイジング」です。
年を重ねても老化のスピードをゆっくりにし、いつまでも自立した生活を送るために漢方養生という方法があります。
漢方の用語では「抗老防衰」と言い、この「アンチエイジング」は漢方の得意分野です。
あなたにとってのアンチエイジングしたいところはどこですか?
今回は生涯自分の足で歩いていこう、眼・耳・骨・脳・血管の若さを保ちましょう、というお話です。
平均寿命が世界一とは言っても女性の「平均寿命-健康寿命」は86歳-73歳=13年間、
男性では80歳-70歳=10年間 この要介護の10年間以上を自立した老後にすれば自分も家族も地域も幸せになれると思います。
今回の「漢方と薬膳サロン」では要介護の原因となる「メタボ」「ロコモティブシンドローム(運動器症候群)」「サルコペニア(加齢性筋肉減少症)」を中医学の知恵でどのように予防していくかをお話しします。
また、漢方では感覚器官と内臓は密接に関係していると考えられています。
眼は肝、耳は腎、鼻は肺、弱ってきた感覚器官はそれと関係の深い内臓を元気にして衰えを防いでいきます。
加齢の特徴は「瘀(流れが悪くなる)」+「虚(気血水精の不足)」です。
中医学ではそれぞれ「巡らせる」+「補う」という方法で若さを保ちます。
老化のお知らせは「舌」にも表れます。
舌診を知ると何を食べたらよいかもわかります。
老化と関係の深い臓器は「腎」。
中医学の「腎」は骨を主り、髄を生じ、脳に通じる。
「腎」の華は「髪」、「腎」は成長・発育・生殖・老化に関係し、「耳」に開くといいます。
「補腎」を基本に中医学漢方のアンチエイジングを勉強してみませんか?
7月上旬(日)予定(日にちは5月末に決定します.)13時~15時30分 塩沢公民館で、薬膳スイーツ付き参加費3000円 お申し込みはときのや薬局まで