ときのや薬局 健康コラム

健康コラム

2016/08/01

中医ダイエットで体質別「太りにくい」身体づくりを

ダイエットは肥満を予防して、健康を保つことが本来の目的。

痩せるためだけに過剰な食事制限などをすると、体力も落ち、貧血や月経異常、骨粗鬆症、肌荒れ、抜け毛といった栄養失調の症状を招いてしまうので注意が必要です。

体重やウエストサイズで一喜一憂せずに、中医学漢方では生命活動のもとになる三つの要素、気・血・水のバランスをみて「太った、痩せた」を判断します。

「気」が足りないと食べたものを燃やしてエネルギーにすることができずに代謝が落ちて太ります。

「血」の力が弱ければ血流が滞り、血中脂肪が増えます。

「水」が働かなければむくみや水太りになってしまいます。

気血水のバランスが良くスムーズに働けば、食べたものがエネルギーとして使われるので健康的な体を保つことができます。

体重よりも体調・体質・体脂肪にこそ目を向けましょう。

体重が少なくても体調が悪い、体質が弱い、筋肉が少なく体脂肪が多ければ隠れ肥満です。

太りやすい四つの体質別に効率よく、リバウンドしない体を作る方法で無理なくきれいに痩せることができます。

①   気虚太り:下半身太り、あまり食べないのに太る、基礎代謝低下タイプ

②   気滞太り:ストレスが多く、体重の増減が激しい、ストレス食いタイプ

③   湿熱太り:食欲旺盛、食べすぎ・飲みすぎ老廃物が溜まって熱を持つタイプ

④   瘀血太り:甘いもの・油っぽいものの摂りすぎで血液ドロドロタイプ。

変なものを食べずに、微量のビタミン・ミネラルをきちんと食べるのがダイエットの基本です。

タイプ別に食養生・漢方薬があります。

「漢方と薬膳サロン」秋の会のテーマは「リバウンドしない中医漢方ダイエット」の話です。

9月11日(日)13時~15時30分 塩沢公民館 参加費3000円

お申し込みはときのや薬局まで