それぞれの対処法があります
生理痛で器質的なもの・・・子宮や卵巣などに病気があって痛みの元になっているもの。例えば子宮筋腫・卵巣膿腫・子宮内膜症(チョコレート膿腫や子宮腺筋症など)
器質的な病気がなくて機能的なもの・・・・子宮収縮がうまくいかない・冷えている・疲れ・気のめぐり・血の巡りが良くないなどです。
それぞれに使う漢方薬が違います。
「あなたの生理痛」と「あの子の生理痛」はタイプが違うかもしれません。
ご自分のタイプを知るのに手っ取り早い方法は生理前後の基礎体温を測ってみることです。
生理が来る3日前から生理が始まって5日間測ってみましょう。8日間なら頑張ってできますね。もちろん全周期測れば一番良いのですが・・・・
正常な基礎体温表は生理が始まる日にガクっと体温が下がります。そして正常な生理には生理痛はありません。
パターン1 体温の下がり方がゆっくりの方は、子宮の収縮が悪く生理中に下痢する方は気虚・お血(おけつ)です
パターン2 生理初日に下がった体温が生理中に再び上がるのはどこかに炎症がある証拠嚢腫・内膜症・感染症の可能性があります
パターン3 生理中の体温が上がったり下がったりを繰り返す人はストレスや高プロラクチンやPMSの可能性が
パターン4 体温が高いうちに生理が来てしまうのはホルモン剤使用中または、痰湿が溜まっている証拠
生理痛でお悩みの方はご自分のタイプを知ることからはじめましょう。生理痛を鎮痛薬で止めていると、いつまでたっても自分の体と向き合うことができません。
お悩みの方は一緒に原因を探ってみましょう。対処法があるはずです。
生理痛を元から治しておくことは、これからの人生を健康的にイキイキ綺麗に過ごしていくことに繋がっていきます。