子供と大人で違う「おやつ」の意味 子供のおやつは生きるため・大人のおやつは癒しのため

五月五日はこどもの日。健やかな子どもの成長を願わずにはいられません。子供さんの身体と心はその子が食べた物で出来上がります。
おやつを配りま~す。といっておにぎりや、ふかし芋や、とうもろこしが出てきたらがっかりしますか?アイスやケーキやチョコを期待していましたか?子どもにとってのおやつはお菓子ではいけません。

子供たちは日々成長していますから、エネルギーをたくさん必要としています。胃袋が小さい子どもは、一度にたくさん食べられませ ん。ですから、よく動き回る午後には、4度目の食事が必要です。「八つ刻」(3時ごろ)に食べる食事がおやつの語源です。効率よくエネルギーが取れる物を 最優先で食べなくてはいけません。それが主食であるおにぎりなどの穀類なのです。お菓子ではカロリーは多くても栄養は取れません。(エンプティカロリーと いいます)急激な血糖値の変動をもたらしますし、ビタミン・ミネラルなどの栄養素を消耗してしまいます。

子どもは生きるためにおやつを食べるのですが、大人は、気分転換したい時、リラックスの癒しとして甘いものを取るのです。子ども達 は大人が砂糖の甘みを刷り込まない限り、ご飯やイモなどの自然な甘みのおやつを喜んでたべるのです。砂糖の甘みを間違って子ども時代に覚えさせてしまう と、成長に悪影響が出るだけでなく、その後の長い人生が、砂糖漬けになってしまう恐れがあります。お菓子は特別な日のお楽しみとして取り入れましょう。子 どもと大人のおやつの意味を一緒にしないよう気をつけましょう。
大人が癒しのためにおやつを食べる時は子どもに隠れて食べましょう。
砂糖の魅力はコーヒーやお酒と同じように、親が教えなくても子どもはいずれ、自分で勝手に覚えてしまうものです。「自然界に存在する甘みで満足する」せめて子ども時代ぐらいは砂糖抜きで育ててみたいものですね。

花粉症は予防も治療も漢方で!スッキリ快適に春を満喫

今年も始まりましたね。花粉の飛散量は昨年の10倍とか。くしゃみ連発・止まらない鼻水・鼻づまり・どうにかしたい目の痒み・ムズムズ痒い皮膚・・・

今年こそスッキリ過ごしたい。今すぐ症状を改善したい。マスクにさよならしたい。そんなあなたに救世主。漢方主体の飲み薬と食養生で服用一回目から効果を 実感します。しかも眠くなりにくい・口が渇かない・血圧に影響しないと好評。副作用の心配がありません。

◎免疫を調整し鼻粘膜に見えないバリアをして予防をする漢方薬
◎症状を即効でやわらげるビエン薬
◎目の痒みとほてりを鎮める漢方薬

この「鼻炎対策トリオ」に「ときのや薬局がお勧めする花粉症の方のための食事療法」を是非お試しください。
症状が出る前から服用なさると快適に過ごせます。

花粉症は身体からのお知らせです。「免疫調整がうまくいっていませんよ~」という身体からのSOSです。身体・食事・生活習慣を見直す絶好のチャンスで す。ときのや薬局では、花粉症を治すことで今よりももっと元気な身体になっていただくお手伝いをしています。

食事を見直してみましょう。油のとり方・水分の取り方・動物食の食べ方・あなたのお食事は日本人としてのお食事ですか?一緒に考えましょう
花粉症の根本から懇切丁寧にご相談に応じます。

 

アトピーさんの食養生は簡単!和食中心で

若い人にアトピー性皮膚炎の方が増えています。

痒みで夜も眠れず、赤く腫れてブツブツ、皮膚からは浸出液がジュクジュクと出てくるという急性期。さらに慢性期には、カサカサ・ゴワゴワと硬くなった皮膚 に亀裂が入り、水さえもしみるといった症状。このような症状に苦しんでいる方が多くなりました。

中医学では、アトピー性皮膚炎のこれらの症状は「湿熱」「血熱」「熱毒」が皮膚から噴出している現象ととらえます。ですから治療は「清熱解毒」「清熱利湿」という方法をとります。
「湿熱」などを生む原因は、環境汚染やストレス、生活の無理や昼夜逆転の仕事など現代社会の様々なことが考えられますが、なんといってもここ20~30年の食事の欧米化が大きな原因の一つと思われます。

中医学でいう「湿熱」とは自分の胃腸で処理しきれなかった食べ物がエネルギーに変わらずに、体に悪さをする邪気になってしまったものを言います。人によっ てアトピーや浮腫みや胃腸症状や倦怠感など現れ方は様々です。舌苔が厚く白や茶色になることもあります。中医学では皮膚病は胃腸病としてとらえます。です から食事の養生無しでは、アトピー性皮膚炎を治すことは難しいです。漢方内服と漢方外用と食養生の3本柱で取り組みます。

具体的には、いたってシンプル。昔のおじいさんおばあさんの食べたことの無いものは食べない。これに尽きます。「カタカナ」のお料理は控えて、全て「ひら がな」のお料理にすることです。高カロリー・高たんぱく・高脂肪の欧米食は日本人の身体には負担が多く、「湿熱」を生じさせてしまいます。日本人と欧米人 は体の作りや代謝システムが違うからです。

「皮膚病は胃腸病」といわれるように、胃腸が弱ったり胃腸に負担が掛かったりすると身体の中に湿熱が生じます。中医学では胃腸は消化・吸収して栄養を運ぶ 働き(運化作用)と、栄養を気・血に変える働き(気化作用)を併せ持っていると考えます。それらの働きがうまくいかないと湿熱を生じます。

現代の日本人が湿熱を作ってしまう原因は「食べすぎ、飲みすぎ」「冷たいものの摂りすぎ」「日本人の身体に合わない食生活(カタカナ料理のとりすぎ)」 「季節・風土を無視した食生活(冬なのに夏野菜・日本なのに熱帯の果物)」などです。では具体的にアトピーさんはどのようなことに注意して食生活を送れば よいでしょうか。
1 穀類など、和食を中心に「腹八分目」
2 肉・魚は充分に加熱し、1口30回咀嚼しましょう。
3 葉菜を中心に旬の野菜や海草類を、火を通してたっぷり
4 次のものは控えてください。甘いもの・脂と油(脂肉・揚げ物・ドレッシングなど)・香辛料の多いもの(キムチやカレーや唐辛子)・加工食品(ポテト チップス・ファーストフード・カップ麺・スナック菓子)・生もの(サラダ・刺身)・ 冷たいもの(アイス・ジュース・ビール・かき氷)・ 乳製品
5 湿熱を溜めにくくするデトックスのためのハーブティー「五行仙茶」を飲みましょう。
食事が変われば身体が変わります。身体が変われば皮膚もココロも変わります。
中医学では、「アトピーが治る」とは「再発しない身体を作ること」までを目指します。

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